群れとディスタンス

ソーシャル ディスタンス

 「群れ」から構築した「社会」を基盤に生きるのが人類であり、その教育は、社会的区分の下に制度化(*1)され、「集合」や「Com-」を基本に行われてきましたが、2020年、感染病拡散防止のため、人と人とが隔たることを薦め、集合は否定され、C0m-も崩れつつあります。

 学校を例にすれば、有事の際は、学校を休校にし、活動は取り止め、「そこに」来させない、集合させない等の措置が講じられました。

 しかし、学校を閉じても、子ども達はそれで済むわけもなく、しわ寄せは、家庭や他所の施設等、何処かしらかにいき、本質的な対策にはなりませんでした。

 また、緊急措置とは言え形式的な 「隔たり」 を設けたことは、むしろ、子ども達にとっては更なるストレスとなります。 安易な手段となる「隔たり」は、対人意識が歪み、コミュニケーション能力(Com-)に問題を生じさせかねません。

 特に、リモートだオンラインだと言って、安易にパソコンやネットワーク環境を子ども達に与えることは、未熟な頭脳に偏った知識を多く持たせ、その偏りによって人格の形成にも偏りを招きかねません。

(*1) 制度化 ⇒【ノン-フォーマル教育】 『教育の始まり』

⇒【二元性】『アナログとデジタル』『リアルとバーチャル』

群れてくっ付き育つ子ども達

 子ども達は、群れて触れ合い、くっ付いたり離れたりして、成長します。
 子ども達は、群れて、ごっこ遊びをとおして、社会性を身に付けるます。
 子ども達に先ず必要な社会性は、生活の仕方の基本と対人マナーであり、その体得は、各々の成長時期に自発的に取り組める 「体験活動」(体験学習) によって培われます。

⇒【想定外と真理

⇒【二元キャンプ 2nd.】@